Skanda
制作年: 2020
素材・技法: 油彩, キャンバス
サイズ: 64cm x 64cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2020
- 素材・技法
- 油彩, キャンバス
- サイズ
- 64cm x 64cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- ポートレート
Work Details
ひとつの出来事において人々がそれぞれに見解を主張することで、矛盾が生じてしまう現象を「Rashomon Effect」と言います。これは黒澤明監督の映画『羅生門』(原作は芥川龍之介の小説『藪の中』)から来ており、「真相は藪の中」といった言葉と同義です。
超情報化社会である現代、人々はスマートフォンで情報取得し、ソーシャルメディアで意見を発信しています。拡散する意見はときに熱を帯び、炎上し、本当のことを容易に覆い隠してしまいます。つまり日常的に身近なところでこのRashomon Effectは起こっていると言えます。
コロナ禍においては、未知の危機に対する恐怖心から真贋混ざり合う様々な情報が流れ、買い占めや自粛警察といった現象も起きました。他にも、私たちはきちんと真実を掴み取っているのか不安になることが多々あります。
これら作品群はこの現象について警鐘を鳴らし、深く考察を促すといった体験を観賞者に与えようという試みです。ソーシャルメディアでそれぞれに主張している投稿写真をイメージソースとし、コラージュ。個々の主張はほぼ伝わらないキメラを生み出し、キャンバスに昇華しています。
Exhibition Information
- 過去の展示
- SICF212020.09.19 - 09.30
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Artist
美術家 / 映像作家
喪失と再生、沈黙と語り、可視と不可視といった境界を横断しながら、「声なき声」を聞き取る映像インスタレーションを制作する現代アート作家。近年は、自死遺族、身体機能の喪失、差別経験など、語られにくい体験を持つ人々にリサーチを行い、観客が「他者の痛み」を追体験する装置を構築している。
2018年に現代美術へ転身。かつて商業映像の演出家として築いたフィクションの語法と、現実に生きる人々の声を編むドキュメンタリー的手法を融合させ、個人の記憶を社会的な問いへと昇華する作品を展開。
2025年、東京都台東区主催により《あなたがいない「 」を、どう埋めるかさがしています》を企画・主催。ゲシュタルト療法の「エンプティチェア」を参照し、同一人物が一人二役で喪失体験を語る対話映像インスタレーションを中心に、自死遺族や差別被害者ら10名の声を集めた。鑑賞者が自身の体験と静かに向き合う場として注目を集める。今後は「語られない記憶のアーカイヴ化」と「匿名的共同性の創出」を主軸に、より国際的な文脈での作品展開を構想している。













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