視覚的治療室

制作年: 2020

素材・技法: ペン, アクリル, 写真

サイズ: 200 × 165 × 165 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

この作品は購入が可能です。

1,110,000

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視覚的治療室

About the Work

制作年
2020
素材・技法
ペン, アクリル, 写真
サイズ
200 × 165 × 165 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
額装
なし
作品証明書
未設定
作品の販売元
Ouma(オーマ)
発送元地域
未設定
発送までの日数
未設定
スタイル
その他

Work Details

視覚的治療室

社会を集合的生命体と見立て、社会を治療し社会から治療される関係を体験する治療室です。

(画像は展示プランです。設置後に完成画像をアップ予定です)

世界中で撮影した写真を細胞のように組み合わせた作品です。

上層:撮影した場所の「道路」をもとに切り絵した作品

下層:撮影した場所の「形」をもとに抽出した色で塗り絵した作品

切り絵の上層の隙間から下層が見えます。

世界中で作家本人が撮影した写真をスパイラルのある青山を中心にまとめたもので、2枚の同じ写真が道路の切り絵と形の塗り絵の重層で表現され、繋がっています。作品を体験した人々が外に出た後に、世界とつながっている道路、世界の色や形に改めて注目したくなるような、世界の縮図でありながら外界とつながる作品として制作しています。

本作では写真1枚1枚が1つの作品と成り立っていながら、隣り合う作品と結合することで大きな作品の一部にもなっています。37兆個の細胞(生命)が1人の人という生命を成しているのと同様の構造が生まれており、これは同時に社会の構造そのものでもあります。

ポール・グレアム「都市と野心」でも、都市が発する言葉について言及されています。ニューヨークはそこに暮らす人にニューヨーカーとしての振る舞いを要求し、同時にニューヨーカーとしての考え方を提供します。都市が発している声の一つを、私は「道」と考えています。日常の生活空間をどう移動するか移動手段は何かというのが、道路の配置や太さによって決まります。道によって移動手段が決まり、人々の行動範囲が自然と規定されていることは、都市が発している声を人が無意識のうちに聞き入れていると考えることもできます。

切り絵された上層はその都市を走る「道路」および「川」をトレースして切り出しています。川はかつての移動手段の一つでもあり、川が都市設計に組み込まれているエリアも多くあります。碁盤目状に整頓されて配置されている道もあれば、円形や放射状の道、まばらな道などがあり、さまざまな道が写真の上に造形されています。一枚の写真で表されるのは肉眼で見える風景と俯瞰した時の道の見え方です。下層は写真に写ったもののカタチを抜き出し、その部分から抽出した色を塗って抽象化しています。形や色という日常的に目にする物が私たちの内面に影響を与え続けています。重ね合った二枚の写真とその連なりにより、ヒトと社会、ヒトの内なる声と社会の内なる声を表現しています。

音や匂いなど感覚的要素のうち、今回は特に視覚に注目したインスタレーションとなっています。

作品の初期企画はこちら。

Exhibition Information

過去の展示
SICF21
2020.09.19 - 09.30

How to Buy

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Artist

Ouma(オーマ)
✔︎

Ouma(オーマ)

元獣医の細胞アーティスト

元獣医師。2011年2月に獣医師を辞めた直後に震災に遭い、器具や薬品を使わずに獣医師の仕事の本質である「ヒトの心の癒し」が全うできる方法はないかと考え始める。2013年に美術批評家、海上雅臣氏が主宰するUNAC TOKYOで行ったギャラリー内を画で覆う個展をきっかけにアート活動を本格化。生命の最小単位である細胞をモチーフに鑑賞者が創造に加われる体験型アート作品や、他者との関係性を想像させる細分化された作品を発表。 2019年からヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」を発展させた「社会治療」という概念を提起。創作を通じて、一人一人が社会から必要とされ、社会から守られる関係を実現したいです。 東京都出身、元獣医師。ある担当患者の死がきっかけで、亡くなった子の絵を描いて家族に送るようになり、その数は100以上に。2011年2月に獣医師を辞めた直後に震災に遭い、器具や薬品を使わずに獣医師の仕事の本質である「ヒトの心の癒し」が全うできる方法はないかと考え始める。 2013年に美術批評家、海上雅臣氏が主宰するUNAC TOKYOで行ったギャラリー内を画で覆う個展をきっかけにアート活動を本格化。生命の最小単位である細胞をモチーフに鑑賞者が創造に加わることのできる体験型アート作品や、他者との関係性を想像させる細分化された作品を発表。 生命を集合体と愛着の2方向から再定義しながら、生命とはなにか探求しつづけ、2019年からヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」を発展させた「社会治療」という概念を提起。「社会治療」は個人に向かっていた医療から、生命体としての社会を治療するという社会と個人両者に向かう医療概念で、すべての人を社会を治療する医療者に変える。「社会治療」を体験できるものにするため、想像や物語と物理現実が影響し合うアートの在り方を模索している。 主な作品は、細胞のような小さな作品が増殖と喪失をつづけ、一つの巨大作品として成長し続けるオープンエンドプロジェクト「系統樹/Phylogenetic Tree」。複数の細胞膜のような紙作品を鑑賞者が破壊、結合することで不確実な形状を生み出し続ける「集合生命/Life Continuous」のほか、1生命とは何か、2治療とは何か、3誰が治療するのかを3つの方向から医療を考える「Hospital」など。 2016年よりSwatch Art Peace Hotel(上海)、ACCR - ODYSSEE ARTIST-IN-RESIDENCY PROGRAM 2018(フランス)、Danish Art Workshops(デンマーク)など世界12か所のアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加。2019年にはSWATCH X Youのデザインに作品が使用される。世界各地を渡り歩くことで集合生命としての世界のリアリティを作品に取り込みながら活動の場を広げている。 2013年より、世界中の人から絵を集め、1つのアート作品をつくるプロジェクト「SORA」を開始。2020年4月までに世界17カ国から2280枚の絵を集め、並べた時のサイズは高さ約2メートル、幅約68メートルとなっている。 SORA project https://oumavet.com/sora.php

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世界中の写真をもとに制作した立体作品です。
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Comments & Stickers

Hot Comments

Tatsuya_

Tatsuya
Red Stickerを送りました。

almost 6 years ago

ブースに入るとひとたび没入できる作品だった。世界の道が細胞のように繋がり、シームレスで巨大なシークエンスが生まれていた。

Ouma

Ouma(オーマ)
Blue Stickerを送りました。

almost 6 years ago

9/20から始まるSICF21。これまでにない状況ですが、スタッフさんがすごくがんばって対応してくださっていて感謝です。4か月延期になってしまった分、企画の内容をさらにコンセプトに沿った感じで変更しました。 個人の目線と都市の俯瞰としての「道」、都市の感情(=声)としての色と形を重ね合わせ、社会と対話できるようになっているといいなぁと思って今つくっています。 https://note.com/ouma/n/n2dcd7dcbbf1a 私はB日程(9/21-22)に出します。お時間がある方はチケット事前予約が必要ですが、ぜひお越しくださいませ。

最終更新日
2020.09.14
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