Landscape Series No.5
制作年: 2024
素材・技法: アクリル, 油彩, パネル, ミクストメディア, パステル, 鉛筆
サイズ: 21 × 15 × 2 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- アクリル, 油彩, パネル, ミクストメディア, パステル, 鉛筆
- サイズ
- 21 × 15 × 2 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 木内惠
- 発送元地域
- 東京都
- 発送までの日数
- 1週間ほど
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 抽象, コンセプチュアル
Work Details
作品のコンセプト・制作意図
ある時旅行で東京を出た際に電車の車窓から広々とした田園風景が目に入り、本来の地球の広大さと美しさを思い出した。そして20年以上東京で暮らしてきた自分にとって最も身近な景色について考えた。まず、壁のように立ち並ぶ雑居ビルによって手前から奥へ抜ける空間はほぼ消滅している。そして、目の前に立ち塞がる汚れたビルや人混みから目をそらそうと思うと、ビルに切り取られて極小化した空を仰ぎ見るほかない。東京の風景を見る自分の視線は頭上の空、ビル、足元の3点の間を上下に行ったり来たりしている。この視線の移動を、16,17世紀のネーデルラントで描かれたようないわゆる”風景画”の構図とは対照的な形で表現できないかと考えたどり着いたのが放射構図である。画面の中央にビルの輪郭で切り取られた小さな空を配し、それを起点に足元の汚れた光景へと画面が繋がっていく。
この風景画ではかつて最も重要な要素であった「自然」の表現はほとんど失われており、代わりに重要視される要素は目の前の人だかり、同じ方向へ向かって歩く無数の足、地面の汚物(タバコの吸い殻、吐き捨てられたガム、ゲロ)である。
都会の生活者たちを見ていると、皆常に何かに追われた様子で足速に目的地に向かっている。都会というシステム社会に一度歯車として組み込まれれば、その流れから抜け出すことは難しい。立ち止まることを許されなくなる。個人の取るに足らないささやかな人生に自分自身で価値や輝きを見つける暇が与えられず、消費されていく無数の時間と肉体が、雑踏の足音から感じられる。しかし同時に、彼らは与えられたわずかな選択肢の中から自分にとっての最善を選び直向きに生きていることも確かで、その誠実さや真面目さに美しさを見出すこともできる。都会の雑踏の景色とはそんな大勢の人間たちの人生の一部始終でもあり、複雑なレイヤーを纏っている。
巨大で無機質で冷たい都会。その中で静かに必死に生きる生活者たち。この日常風景の観察から、現代社会における個人の価値、人生の価値について考え、そのアウトプットとして絵画や写真での表現を行う。
この作品で表現したかったこと
私たちの人生は小さいが、しかし唯一無二であり、何者かに簡単に消費されて良いものではない。
制作手法や使用している道具
パネルにアクリル、油彩、パステル、鉛筆、コラージュ
How to Buy
この作品は購入が可能です。
¥27,500
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Artist
アーティスト
兵庫県出身
2018年 東京藝術大学美術学部芸術学科卒業
2019年 Art University Bournemouth(英) 短期留学
2024年 個展「夢日記:ことばのビジョン」@Gallery Blue 3143
2024年 グループ展「SENSES」@The Holy Art Gallery in London
2024年 個展「風景の概念(Prologue)」@Gallery Blue3143
2024年 個展「風景の概念」@Gallery Art Point
2025年 個展@Artifact Project in NY
2025年 個展@Pelican Coffee in Tokyo
2024年 アートオリンピア 入選









2025年はニューヨークでの個展も含め2件の展示を行った。
現在は来年以降の作品発表に向け、制作の素地となるリサーチとドローイングの制作に集中している。
(この経過については、随時インスタグラムにて状況報告を行う)