Untitled
制作年: 2019
素材・技法: インク, コラージュ, 紙
サイズ: 29.7 × 21 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2019
- 素材・技法
- インク, コラージュ, 紙
- サイズ
- 29.7 × 21 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- 購入の場合は額込み
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- TEZUKAYAMA GALLERY
- 発送元地域
- 未設定
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- その他
Work Details
「遠近」や「現在位置」といった距離感覚を作品の一つのテーマとし、絵画、彫刻、写真、インスタレーションなど、メディウムにとらわれない様々な手法を用いて作品を制作。
また、作家がライフワーク的に行っている「登山」も作品を形成するうえで重要な要素と言える。山中で得た経験や記憶といった山下自身の身体感覚、街を離れて自然に身を置くという物理的な距離感覚を記号に変換し、コラージュ的な手法で作品に落とし込む事で独自の表現へと昇華させている。
A4サイズの紙に描く(描くという表現は、どうにも腑に落ちないが)。何かを思い出しながら。それは、昨日のことかもしれないし、遠い昔のことかもしれないし、自分とは関係のないことかもしれない。
ルールは、縦297ミリ、横210ミリの定形であること。まっさらなコピー用紙や処分されずに残るミスプリント、役目を終えた資料の上に、アクリル絵具や透明メディウムを乗せ、時にはラッカースプレーを吹き付ける。色やイメージ、文字だけでなく、収集した(溜まったとも言える)もの、例えば、10年以上も昔の新聞や図鑑の切り抜き、撮影時期の不明なL判写真、いつの間にか増えたシールやタグ、包装紙など捨てられずにある様々な何かを貼り付けては、複数を同時並行して作る。
気が付くと、椅子を避けるように散らばった紙で床が覆われる。落ちたA4用紙を拾い上げては(選ぶ根拠はあるのかないのか)、次々と机上と床の間を何度も往復する。ただ配置しているだけなのかもしれない。切り抜きを置く。その上に絵具を置き、さらにその上にペンの線を置いて、そのまた上に修正液を置いていく。それらを延々と繰り返す。
身の回りにあるもの(絵具であろうとペンであろうと)や収集物はつまり、自分にとっての過去である。それが呼び水となり、何かを思い出すことは自然なことかもしれないが、他者にとってはどうであろうか。配置された記憶、蓄積された過去によって生まれたもの。ノイズや垢のような堆積物に、他者は何を見るのだろう。
山下 耕平
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Artist
美術家
所属ギャラリー
1983年 茨城県日立市生まれ。2010年 京都市立芸術大学大学院造形構想修了。主にコラージュ的技法による平面・立体を中心としたインスタレーションを発表。登山を実践することで獲得する身体経験や記憶、登山用具や山岳史といったアウトドアカルチャーを取り込んだ表現を試みる。距離・時間・スケールの混ぜ合わせで生まれる「遠近」のズレ、その歪みを起点とした測り直しによって現在位置の再認識を促す。
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