
About the Work
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 日本画
- スタイル
- 日本画・和
Work Details
こちらの壁画は6年前の作品です。皆さんご紹介する今では、かなり前の印象です。
壁画師としてこちらで投稿していく上でとても重要な作品となります。私にとって最初の壁画作品でした。7日間の制作期間中は全日あいにくの雨模様で、屋根のなかった外壁に塗ったばかりの絵の具が大粒の雨で流されいく様子を見つめながら、絵を描く仕事に就いて初めて泣いた記憶となりました。間に合わない、しっかり描きたい、予算がない、一人でやるしかない。未熟者には苦難と共に素晴らしい経験値を与えられます。
「壁画を描く前に屋根をつけてもらえなかったのか」「足場を作ってもらえないのか」など思うかもしれませんが、当時の私は壁画アートが社会にもたらす価値をプレゼンする能力も経験値もなく、言われるままに画材費と宿泊費と交通費だけで消化してしまう予算を受け取って着手していました。壁画制作に何が必要で、どういう事が起こりうるかも想像できていなかったのです。青いビニールシートを買って壁にガムテープで貼り付け、シートに潜って雨をしのぎならが作業しました。
この作品、最初のデザインから削り、日程通りに終えるためのデザインに描き変えたものです。結果、構図にできた余白が洗練された孤高を与え、半円となったデザインは流動的な印象を与えました。最終日にホッとして見上げている、6年前の私です。
初めて描いた壁画は今でも夢二坂で見る事ができます。五条駅から清水寺へタクシーを頼むとん必ず塔尾着するタクシー乗り場があり、そこを降りるとすぐこの壁に出会う事ができます。五条駅からバスで清水寺へ来る方は最寄りのバス停から夢二坂を上がっていくと不意に彼女に出会う事ができるでしょう。今では訪日観光客がInstagramに投稿してくれます(この方はOsakaにチェックインしてしまいましたね笑)
額縁を超え、自己満足としての作品ではなく誰かの思い出の一つとして記憶に残ることは私にとって新しい「承認」体験でした。6年前から今日に至るまで、この壁画がInstagramやブログなどで紹介され、その前で嬉しそうに記念撮影している様子を見かける度に「壁画を街中に残す」ことへの魅力を感じてきました。今思い出しても大変だった壁画初仕事でしたが、私にとって大切な原点となりました。皆様、京都に訪れた際はぜひ彼女に会いに行ってあげてください。Instagramでは @maikyarian、ハッシュタグは#maikamural、#maikakobayashi とつけていただければ、私も投稿を見る事ができます。
【住 所】 〒605-0846 京都府京都市東山区五条通東大路東入ル南側五条橋東6-583-104
【営業時間】 10:00~19:00
【取扱いブランド】 かんざし屋wargo・着物レンタル(2F)
How to Buy
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Artist
画家/壁画師
画家・壁画師。アクリル絵の具による手描きの精密な写実表現を特徴とし、人物と装飾的なモチーフを組み合わせた独自の世界観を描く。花や蝶、日本文化に見られる象徴的な要素を用いながら、感情や記憶、信念の揺らぎといった心理的な物語を絵画として展開している。
2010年ニューヨークでの個展を皮切りに作家活動を開始。2015年より海外での作品展開を本格化させ、2017年まで拠点をイギリスに置いて活動。その間、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、アムステルダムで個展を開催。
2019年より壁画制作にも活動の幅を広げ、バンコクではSDGsをテーマとしたアートプロジェクト《Art Can Help You》を開催。バンコク芸術文化センター(BACC)にて3日間で1500人が参加した。
現在は「アートによる《場》の演出」を自身の創作理念として掲げ、絵画と空間の関係性を探求している。






































初めましての方も既に知ってくださっている方も、こんにちは。画家/壁画師の小林舞香です。スタイルとしてはアクリル絵の具で制作しています。2017年に画家7年目を迎えた私は「絵を描いて生きるとは」ということについて見つめ直しました。その自己満足的な創作活動以上を求めるようになりました。画家が画家のままで過ごしていて社会にコミットしない。「地方創生を目指した壁画プロジェクト」と称し、全国20案件を無償で制作する旨をSNSで発信しました。全国で壁画制作を通して、アートがもたら地方活性化できることを魅せていきたいと思っています。もし可能であれば、その活動資金に充てさせていただけたら幸いです。