100 Famous View of Edo 086 Naito Shinjuku in Yotsuya, 名所江戸百景 086 四ツ谷内藤新宿
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 写真
- スタイル
- 社会・政治・歴史, 日本画・和
Work Details
名所江戸百景 086 四ツ谷内藤新宿(よつや ないとうしんじゅく)
名所江戸百景の絵の中で「最も汚い絵」と言われています。馬の尻を大きく描き、足元に馬糞まで描かれていて、今にも臭ってきそうです。タイトルにある内藤新宿は、今の新宿1〜3丁目のことで、甲州街道の最初の宿場でした。ここは岡場所(非公認あるいは黙認された遊郭)でもあり、多くの飯盛女(めしもりおんな、宿場の遊女/私娼)がいたようです。江戸後期に「よつやしんじゅく、まぐその中で、あやめ咲くとは、しおらしい」という歌が流行ったそうです。「まぐそ」は馬糞、「あやめ」は飯盛女ですね。まさに、この歌のイメージを描いた絵だということがわかります。
この絵は、内藤新宿仲町(現・新宿二丁目)付近の、秋の早朝を描いたと言われています。中央の向かって来る旅支度の男は甲州へ旅立つ前に、一泊したのか二人の「あやめ」に見送られています。奥の緑は道のカーブの先にある高遠藩・内藤駿河守の屋敷、現在は、桜を見る会でおなじみの新宿御苑になっています。
写真は、平日の夜明け頃に、新宿二丁目東交差点付近で撮影しました。歩道には回収を待つゴミが出ていて、人影はまばらですが、朝の別れを交わすカップルなんかもいて現代的な新宿の早朝の雰囲気を感じました。馬はいませんでしたが、荷馬を彷彿とさせる、大きなカゴを積んだスクーターを見つけたので、しゃがみこんでローアングル撮影しました。左の建物のパースペクティブ、道のカーブに伴って街路樹が写り込んだので、この場所こそ広重が描いた場所なのだと確信しました。
Artist
アーティスト
浮世絵で描かれた世界の現代を写真で表現しています。歌川広重の名所江戸百景シリーズの全119景を同じ季節、天候、アングル、時間帯にこだわり、作品にしました。浮世絵が描かれた時代の問題提起も解釈しつつ、現代の問題提起を踏まえて作品にしています。
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名所江戸百景で、いや歌川広重の絵で最も汚い絵と言われています。馬の尻ばかりか、馬糞まで描いています。なんだか臭ってきそうな絵ですが、この大胆な構図こそ広重の真骨頂だと思います。
私、浮世写真家 喜千也(きちや)は、広重の名所江戸百景で描かれた場所の現代の姿を、同じ「季節」「時間帯」「天候」「構図」にこだわりながら、写真で切り取って仕上げるという作品を作り続けています。今後は、広重作品にこだわらず、様々な浮世写真創作にチャレンジしたいと思っております。
ご支援いただけましたら、今後の作品の制作費として大切に使わせていただきます。何卒ご支援いただきますようお願い申し上げます。