波濤鯢図
制作年: 2018
素材・技法: 紙, 墨, 顔料, 箔
サイズ: H90×W180
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2018
- 素材・技法
- 紙, 墨, 顔料, 箔
- サイズ
- H90×W180
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- 撮影:大河原光
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 日本画
- スタイル
- 日本画・和
Work Details
昔はこの祠の前の旭川に龍頭の淵という深い淵があった。この淵に大きな鯢がおり、その近くに牛馬や人が行くと尾をもって掻き込み呑んでしまうので村人は恐れて近づかなかったという。文禄の初年この大はんざきを退治しようと向湯原村の若者三井彦四郎は腰に紐を結び短刀を口に龍頭の淵に飛び込みこの大はんざきを討ち取った。引き上げた大はんざきの大きいのに村人は恐れ驚いた。体長三丈六尺(十メートル余)胴周り一丈八尺(五メートル余)あったという。このことがあってから、毎夜彦四郎の家の戸を叩き泣き叫ぶものがあるので出て見ても誰もおらず、村人達は恐れて日暮れになると戸を締めて外へは出なくなったという。間もなく彦四郎一家は死に絶え村内にも祟りがおよぶようになったので村人は国司神社の境内に祠を建てはんざきの霊を祀ったのが鯢大明神と伝えられる。(作陽誌より)当時の人々は災害という見えない恐怖を身近な生き物に置き換えることで安心感を得ていたのかもしれない。情報の溢れる現代に大鯢は何を伝えようとしているのだろうか。
Artist
画家
1993年神奈川県生まれ。京都造形藝術大学大学院ペインティング領域修了。北京留学後、京都を中心に活動中。2021年より屋台研究家の下寺孝典とのユニット「親指姫」としても活動中。 日本絵画の文脈、技法材料を用いながら、人々には見えない厄災、抵抗できない力が常に黒い何かに見立てられてきた歴史に着目し作品制作を行う。2019年に京都芸術大学大学院ペインティング領域を首席で修了した後、北京へ留学。現在は東福寺塔頭光明院に住み込みで制作活動を行なっている。
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昨年より中国留学をしていたのですが、コロナの影響で急遽日本に帰国。
今後も制作を続けながら、国交が又もとに戻り次第、留学再開しようと考えています。
支援していただいたものは日々の制作費に使わさせてもらおうと考えています。
よろしくおねがいします。