阿部 岳史
Artist
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阿部は人物の肖像や風景を写真に撮り、パソコン上で画像に分解、色見本に沿って木製のキューブを着色することで曖昧な平面を創り出す。阿部岳史の作品から伝わってくるのは、人の記憶や感情、気配などあいまいで不確かなものの存在です。着色されたキューブの几帳面な配列によって表されているのは、主に人物や風景ですが、それぞれが持つ固有の特徴を限りなく削り落とした姿です。色の配列としての情報だけが再現されることで、阿部が選んだ対象物はモザイクとなり人物や風景を特定する特徴や詳細が取り除かれていきます。こうして色のキューブとなった断片の集合は、鑑賞者それぞれの記憶の中のピースで補完されてふたたび像を結び、匿名的(アノニマス)な存在から鑑賞者にとって固有の「だれか」「どこか」へと還元されていきます。機械的でドライな作風に見えますが、人の中に眠る記憶を引き出して視覚と認識の間にあるごく個人的な感情を揺さぶります。
[略歴]
1977 東京都生まれ
2000 東北芸術工科大学美術科彫刻コース卒業
2003 同校研究生修了
2008 レジデンスProArtibus / フィンランド
[主な個展]
-2016 デッドパン / アートフロントギャラリー、東京
-2013 幽玄 / H.P.FRANCE WINDOW GALLERY、東京
-2011 幽玄 / アートフロントギャラリー、東京
-2010 ANA meets arts 阿部岳史展 / ANA 羽田空港ラウンジ、東京
-2009 Project N 37th 阿部岳史展 / 東京オペラシティ アートギャラリー、東京
-2008 ProArtibus / フィンランド
-2007 阿部岳史展 vol.5 / トタンギャラリー、東京
-2005 MUSEE F セレクト展 / MUSSE F、東京
-2005 阿部岳史展 vol.4 / 遊工房アートスペース、東京
[主なグループ展]
-2022 GCC展 銀座蔦屋書店 / 東京
-2015 東京ミッドタウンアワード / 東京
-2012 2.46 and Thereafter / ワシントンD.C.
-2011 「こちらへ、あちらへ」 / 団・DANS EXHIBITION No.8 ドイツ文化会館
-2011 VOCA展2011/上野の森美術館、東京
-2010 3331 SECRET AUCTION / 3331 ARTS CHIYODA、東京
-2010「生まれるイメージ2010」/山形美術館、山形
-2009 KIAF 韓国アートフェア2009 / ソウル、韓国
-2009 ART OSAKA 2009 /大阪
-2008 Who'sNext展 / MUSEUM at TAMADA PROJECTS、東京
-2008 The House展 / 団・DANS Exhibition No.4
-2008「拡張する界面」 / アトランティコギャラリー、東京
-2008 [SECRET AUCTION @ KANDADA] / KANDADA
-2005「アンドロイドは夢を見るか」/ Pepper's Loft、東京
[受賞歴]
-2015 東京ミッドタウンアワード 優秀賞
-2006 ワンダーシード 2006 入選
-2006 ジーンズファクトリー アートアワード 2006 優秀賞
-2005 トーキョーワンダーウォール 2005 入選
-2004 第 10 回リキテックスビエンナーレ入選
コレクション/パブリックアート
-多賀城市立図書館(宮城)
-JMC (東京)
-富士の湧き水 第三工場 (山梨)
-ロイヤルパークホテル・ザ・京都 (京都)
-大阪府立精神医療センター (大阪)
-裏磐梯高原ホテル (福島)
-パークシティ武蔵野桜堤 (東京)
-文京学院大学 (東京)
-インターコンチネンタルホテル大阪(大阪)
-株式会社ROKI本社 (静岡)
-理想科学工業つくば研究所 (茨城)
-愛仁会 高槻病院(大阪)
-東京商工会議所 (東京)
-丸の内オアゾ フクラシア丸の内(東京)
-BCG(ボストンコンサルティンググループ)
-日本橋室町三井タワー(東京)
-ロイヤルパーク アイコニック御堂筋 (大阪)
-大宮門街 - オオミヤカドマチ(埼玉)
-前滩31 NEW BUND Shun Tak Center(上海)