西田 彩乃

Artist

CV

西田 彩乃

Artist

2023年 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 版画専攻 卒業

2025年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 修士課程 美術専攻 版画  修了

【主な展示歴】

個展

2025年

「white, noise, flowing time」スペースぱせか(京都)

2024年

「雷の落ちた部屋」芝田町画廊(大阪)

2023年

「テーブル越しの光景」ANTIQUE belle GALLERY(京都)

グループ展

2026年

「Light/Structure」大丸東京店10F ART GALLERY1・2(東京)

2025年

「シン・ハンガノミリョク展」芝田町画廊(大阪)

「版画旅行20」ギャラリーモーニング(京都)

「grid next : Emerging Artsits Showcase 2025」(東京)

「Magnet・Kit」(東京)

2024年

「第49 回全国大学版画展」サントミューゼ上田市立美術館(長野)

「OSAKA ART MARKET 2024」グランフロント大阪北館1階ナレッジプラザ(大阪)

「2 Word 2025」Marco Gallery(大阪)

「image⇄material」GALLERY Ami-Kanoko(大阪)

「ASYAAF2024」旧国立劇団ペクソンヒジャンミノ劇場(ソウル)

「PORTO DI STAMPA 2024」アートゾーン神楽岡(京都)・B-Gallery(東京)

「版画旅行19」ギャラリーモーニング(京都)

【受賞歴】

2025年

京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞

2024年

第49回全国大学版画展 優秀賞

【作品・コンセプトについて】

自分と他者の距離感や存在感について、部屋、窓、花、机の上のコップ、などのモチーフを通して考え、シルクスクリーンの技法を用いて絵画を作ることを試みている。

例えば、部屋で花を見て、その表面を観察したり、その花の持つ時間や感触などについて考えを巡らせる。そうしていると、思考は行ったり来たりを繰り返し、花というものは私の中で分解され、全てがあって、同時に全てがないような状態にバラバラになってしまう。そうして、部屋に閉じ込められたものたちはバラバラの状態となり、その輪郭線同士を交わらせながら、部屋の内側を回遊し続けている。それらのイメージのメモを取るように線を引き、絵画を作っている。

版画が絵画と異なる点は、版画は絵画と比べて流れる時間が断片的であることと、物質として存在感が薄いことである。また、私は版画の技法を用いて絵画を制作するために「物質性」「空間」「時間の流れ」の要素が重要だと考えている。

まず、絵画には、支持体の表面に奥行きのある空間が見えなければならないと考えている。イメージを描くことで空間が発生し、また、イメージを失うことでその空間は広がりを見せる。そして、レイヤーを重ねていくことで、その表面から時間が読み取れるようになる。絵画は筆致を重ねることで時間を積層させていくが、版画では版を介してレイヤーを重ねるため、時間の流れが断片的になる。そこに削りのような物理的な作業を加えることにより時間が連続し、分かれていた版が繋がりを持ち始め、絵画的な時間が生まれるのではないかと考えている。

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