Inside-out "The Red Studio"-「i-顆黑心」

Year: 2022

Material/Technique: Cardboard, Mixed Media

Size: 50 × 45 × 25 cm

Edition: Unique

Signed:Included

This artwork is available for purchase.

USD 3,455

Note: Prices are displayed as reference prices converted at the exchange rate. Payments are made in Japanese yen.

Bag Fill Icon
Purchase
Save Fill Icon
2 Favorites
Inside-out "The Red Studio"-「i-顆黑心」

About the Work

Year
2022
Material/Technique
Cardboard, Mixed Media
Size
50 × 45 × 25 cm
Edition
Unique
Signed
Included
Frame
Not Included
Work Certificate
Included
Distributor of artworks
Empathy Gallery
Ship-from Area
Not Set
Days Until Dispatch
Not Set
Category
Others

Work Details

※作品の送料/箱代別途発生致します。

※作品設置希望のお客様は別途お見積り致します。

◾️ステートメント

過去約100年の間に、アートは激変したと同時に、アートジャンルの間の境界線も曖昧になりつつある。

製造技術の発展により、作品に使用される素材の選択も豊かになってきた。

情報技術の発展により、人々の生活環境にある文化的背景もますます複雑化している。

現代社会は消費主義思想に覆われ、生活の物質的な豊かさと便利さは、人類の歴史上、未曾有のものである。

しかし、その物質的な豊かさや便利さとともに、多くの廃棄物が産み出されている。

そして、一人ひとりの生活に伴い、身の回りから出たゴミ(廃棄物)はそのぞれのライフスタイルによって異なっている。この違いははそれぞれの人間の成長背景や文化、生活環境により決定される。

故に、その人の生活から出る廃棄物は、その人のアイデンティティの反映であると考えられるのではないか。

民藝の美意識は、日常生活で使われるものも「美」という存在になりうるということである。作り手にとって、身近な素材を使い、自らの文化的背景や人生経験だけではなく、偶然性、「用の美」の力を組み合わせて「美」が表現されると考えるのである。これは前例がない。

柳宗悦が築きあげた民藝思想の核心は「仏教美学」である。

自分のアイデンティティを持って物を作ることによって、消費社会から飛び出し、思想的に、経済的に「自由」になる。私は民藝の考え方を用いて、生活の中にある身近な材料などを作品の「素材」として選び、民藝の考え方にある「他力」の痕跡を実現するための試みを行っていく。

「他力」とは、制作過程の偶発性や、「用の美」という使い手が時間をかけて残した跡や傷、素材の経年劣化、風化、酸化など時間の痕跡などを含むものである。すなわち,完成した作品が作り手の自己を越えるような他の力である。

また、その痕跡の質感から、現代社会に生きる個人のユニークなアイデンティティを表現することを望んでいる。

私は父の仕事の関係で、5歳の時に生まれた町を離れ、両親と一緒に中国の都市を転々とした。

中学卒業後、オーストラリアに単身留学した。中国とは全く異なる意識を持つ社会での生活は、アイデンティティーに対する理解を強く揺るがせた。

オーストラリアの高校で世界史を学んでいたとき、初めて中国を中国以外の視点から見ていることを感じた。

欧米とは異なる、中国人としての文化的アイデンティティを再考し、それまで学んできた中国古来の文化や伝統は、教科書から学んだだけであり、現在の中国の生活とはかけ離れていることを考えた。

そのとき現代中国人としての自分のアイデンティティとは何かという問いについて、真剣に考え始めたのだ。その後、高校、大学をオーストラリアで過ごした後、日本に渡った。中国人である私は、日本での生活で、日本の文化や習慣は中国と似ているところが多く感じたが、同時に違和感も感じた。

私が生まれた邢台は、世界で初めて白磁を作った「邢窯」という窯があった場所である。邢窯での白磁の焼成は、唐の時代に最盛期を迎え、白磁生産の中心地となっていた。

白磁をきっかけて、陶磁器に興味を持ち始めた。陶磁器のことをもっと知るために、来日後、東洋陶磁学会に入会した。陶磁器への興味から、柳宗

悦の思想を知ることになった。柳の思想や「民藝運動」について勉強し、理解を深めていくと、20世紀初頭に

日本で始まって広く影響を与えた「民藝運動」が、21世紀の現代美術界にも通用するのではないかと思うよ

うになった。急速な情報化、グローバル化の時代に生きる現代のアーティストとして、身近にある「素材」を使

用する上で自らの文化的アイデンティティを模索することができると考えられる。

◾️作品ディテール

Exhibition Information

Past Exhibitions
Empathy Gallery SELECTION
05.25.2024 - 05.25

How to Buy

Buy Icon

This artwork is available for purchase.

USD 3,455

Note: Prices are displayed as reference prices converted at the exchange rate. Payments are made in Japanese yen.

Bag Fill Icon
Purchase
2 Favorites
Need help with purchasing?

Start Chat

Our art concierge is here to help. Please feel free to chat with us about artwork recommendations or issues with purchasing.

Artist

Lee He-Yi
✔︎

Lee He-Yi

Artist

2010 Melbourne Institute of Business Technology
(オーストラリア) メディア&コミュニケーション ディポロマ取得
2013 Deakin University
(オーストラリア)フィルム&デジタルメディア学士号取得
2017 武蔵野美術大学彫刻専攻修士号取得
2018 東京藝術大学先端芸術表現科研究生修了
2023 東京藝術大学先端芸術表現科博士課程在学博士号取得見込み

See artist information

Comments & Stickers

No stickers can be sent to this artwork.
Last updated date
05.11.2024
Start Chat