れのう

Year: 2020

Material/Technique: Oil, Canvas

Size: 15.8 × 22.7 cm

Edition: Unique

Signed:Not Set

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れのう

About the Work

Year
2020
Material/Technique
Oil, Canvas
Size
15.8 × 22.7 cm
Edition
Unique
Signed
Not Set
Credits
©Moemi Nakakoji 展覧会風景 Photo by ToLoLo studio
Frame
Not Included
Work Certificate
Not Set
Category
Painting
Style
Abstract

Work Details

れのう renou

2020 , oil on canvas , 15.8×22.7cm

Private Collection

個展/SOLO EXHIBITION

3cmまえのせかい gallery N(愛知)

2020.12.5 - 12.27

夜、小さな灯りの中で絵を見たら、

キャンバスの厚みが影と一体化して少し壁から浮いているようにみえた。

四角い平らな面の上でむにゃむにゃとした形が揺らいでいる。

見ることを意識していない時、形の意味がわからず不可解なものにみえることがある。

驚き「見ること」を意識するが、不可解に思ったものはもう見ることはできず見知ったものになっている。

その一瞬、今までの知識や経験が通じない別のせかいを垣間みたような感覚になるのだ。

それは見たものの中から必要としない情報と感覚が排除されようとする時、

ヒトの野生的な部分でかろうじて捉えた、ものをものとする前の「具象以前のせかい」であり、

そのせかいは私が見ている世界のほんの少し前にあるのではないか。

宙に浮いた絵をそう見て思った。

私の絵は、私の野生をもってせかいを再構築し捉えようとしたものである。

Artist

中小路 萌美
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中小路 萌美

画家/painter

1988 兵庫県生まれ 2011 京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科洋画コース 卒業 2013 愛知県立芸術大学大学院美術研究科博士前期課程油画版画領域 修了 2012年より関西・東海を中心に個展・グループ展を多数開催。  宇宙探査機の形が好きだ。棒のようなものが飛び出ていたりころんとしていたり。専門知識のない私にはなぜああいった形になるのか詳しいことはわからないが、本当に必要なものだけで構成されてできた形なのだ。今まで宇宙に旅立っていった探査機たちをみるとそれぞれ独特の形をしていて、探査結果が重要なことはわかっているのだが、そんなツンツンころころしている彼ら自体に無性に惹かれてしまう。  私にとって絵を描くことは、宇宙の果てを見ようとするような、終わりのない旅だと思っている。  何十層と色を重ねながらかたちを再構成してゆく。完成図のないまま繰り返し探査し現れたものは、靄がかった青い空間をゆらゆらと漂うもの。それは私の宇宙の果てであり、さらに別の宇宙へゆくために必要なものだけでできた探査機でもある。  タイトルの「かぷたり」「ふあきあ」「こぽかん」といった言葉は何かに似ている様に思えるが、作品の色やかたちから聞こえてきた音を組み合わせたもので特に意味はない。言葉によるイメージの固定をできるだけ避けるためだが、まるで知らない世界の言葉のようである。  ボイジャー1号2号は打ち上げられて40年以上経ったが、まだ宇宙を漂い信号を送り続けている。私自身ともいえる探査機はどこにたどり着くのか。それは気まぐれに覗き込んだガラスの向こう側であったり、一瞬みたような気がしたなにかであったり、誰かの宇宙かもしれない。どんな信号が送られてくるのか。いくつも探査機を作って待っている。

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Last updated date
02.10.2021