「 くたりねこ 」図
Year: 2010
Material/Technique: Thread
Size: 約60x30cm
Edition: Unique
Signed:Not Set

About the Work
- Year
- 2010
- Material/Technique
- Thread
- Size
- 約60x30cm
- Edition
- Unique
- Signed
- Not Set
- Credits
- Courtesy of the artist and YUKARI ART
- Frame
- Not Included
- Work Certificate
- Not Set
- Category
- Installation
- Style
- Animal
Work Details
2010年夏、直島に11日間の滞在をしました。
主な目的は、屋外作品の制作。一気に五つです。
数ヶ月前から綿密に計画したものをあれば、滞在中に取材したものもあります。
今回紹介する作品は後者です。
日の出から日の入りまでのほとんどの時間を制作に充てる日もあれば、宿やカフェで、会った人をスケッチブックに描いたり、買い出し中の船で海を眺めたり、たまに散歩したり...という時間もありました。
潮風、路地裏、直島には、猫がよく似合う。
そう感じながら歩いていたところ、一匹の猫に遭遇しました。入り組んだ細道の角を曲がったその場所は、猫が寛ぐのに丁度良い日陰になっていたのです。突然現れた私がしゃがんでじーっと観察しても、ちっとも気にしないでいてくれる無為自然なる猫。 許可を貰えた気がして、持っていたノートに速描しました。
私の線は、このゆっくりの時間を捉えることができたでしょうか?
「くたりねこ」図は、
「あ、うん」の「あ」の方と、「うん」の方との中間地点に位置する「民宿おやじの海」さんの黒い板塀に在ります。
この場所に ピタリと合う大きさと配置を練り、イメージを固め、島内に数少ないコピー機を探し求めウロウロ。宿にて線をくり抜いて型紙を作成。準備OK。晴れた日の空の色の糸で描きました。
ここは大変日が良く当たる場所。
いつしか、だんだん... そして1年後には、綺麗な白色になっていました。
新緑の頃、紅葉の頃、椿の花が咲く頃..。
季節と気まぐれを反映して、糸の色はメンテナンスの度に変わり、それを更に日差しや雨風がアレンジします。
作品もゆっくり呼吸をしているのかも。
あなたが目にする「くたりねこ」図は、きっと、私の知らない色彩で居るだろうと思います。その姿をあなたの思い出に焼き付けていただけたら、嬉しいです。
Exhibition Information
- Past Exhibitions
- バーチャル背景ミュージアム04.20.2020 - 06.30
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直島内・8箇所に存在する いしかわかずはる の4つ目の作品。
路地裏で寛ぐ猫を描きました。
今回のモデルは現地散策中に偶然出会った猫。
人に慣れているのか、単に眠いからなのか、その場にじーっとしてくれて、時折尻尾や耳、目元を動かすくらい。
ゆったりと言うよりは、くたりと重力に微塵も逆らわない様子だったので、そのままタイトルにしました。
読む時は「くたりねこず」と、区切らず語呂良く呼んで下さい。
日当たり良好。メンテナンスの際、気まぐれに色を変えることも多いです。一期一会を楽しんで頂ければと思います。
世の中がもう少し落ち着いたらまた、そんなことを繰り返していきたいと願っています。
ご支援いただければ幸いです。