玉井 佐知

玉井 佐知

アーティスト

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玉井 佐知

アーティスト

表情を持たない等身大の人体を布に染め、社会や組織をかたちづくる「人間(じんかん)の図」を主題に制作している。日本の伝統的な型染と独自の糊防染を駆使し、薄い絹布に染料を染み込ませることで、その瞬間に息づく生の痕跡を閉じ込めてきた。

今期は、型の利点を活かした「リピート(反復)」をテーマに定めている。装飾としてのそれではなく、人体や日常の痕跡から抽出した形を連続・反転させ再構築し、幾度も色彩を重ねる。人と人との関係性を明快な形と色彩で可視化したい。

1983年大阪府生まれ、京都精華大学大学院修了。京都を拠点に活動する染色作家。日本古来の型染めと糊防染を駆使し、抽象的な人体を染め重ねた作品で人間社会を描く。

個展での発表のほか野外展や公共施設、大型商業空間でのインスタレーションなど実験的な試みを続ける中で、社会とアートを結ぶ表現活動を続けている。また日本の伝統技法と染色アートの可能性を後世へ伝える普及活動にも精力的に取り組む。