2021年7月、作品の構想のため、天川を訪れ、風景を観察しながら山を歩いた。
時を同じく滞在していた覚和歌子さんとの会話の中で、共通のイメージや意識が挙がり、共作として形にできないだろうか、という話になった。
それを覚が詩を詠んで書き表し、国本がその文字をなぞって、文庫本を見開いた大きさで仕立てた。
本と向き合うように作品に触れながら、その先に広がる自然へと目を向けてもらえたら嬉しく思う。
国本泰英
画家
画家
1984年大分県生まれ。九州産業大学芸術学部美術学科絵画専攻卒業。
人の群像を主な題材に、ものごとの揺らぎに焦点を当てて、絵画を中心に作品を制作している。