Crazy direct mail Ⅳ
製作年份: 2020
材料或技法: 紙, 丙烯酸纖維, 其他的
尺寸: W370 × H370 × 46 mm
版本: 獨特
簽名:沒有設定

關於作品
- 製作年份
- 2020
- 材料或技法
- 紙, 丙烯酸纖維, 其他的
- 尺寸
- W370 × H370 × 46 mm
- 版本
- 獨特
- 簽名
- 沒有設定
- 畫框
- 不包含
- 作品證書
- 沒有設定
- 類別
- 繪畫
- 風格
- 日本畫/和
作品詳情
Crazy direct mail Ⅳ について
2019年から始まった、DMやチラシなどを使用した作品「A Little Madness Piles Up」
から派生したシリーズ「Crazy direct mail」。
紙に対する恐怖心の記憶は郵便受けに、無造作に詰め込められた、
溢れんばかりの大量のチラシ、DMの光景だ。それは日常にある一種の狂気にも感じる。
一方的な情報と、ポストを象徴する赤色。紙は、それだけでは用途としての意味を為さない。
文字や情報が印字され初めて用途としての価値を持つ。
その情報は驚くほど短期間で生まれては消え、意味のない情報となっていく。
私たちはそれらの情報をどのように処理して行くべきなのか?
過去のものとして既に役目を終えた情報は、ただ意味を持たず素材として存在する。
作品に使用されている DMやチラシは自身のアート活動で作られた過去の展示情報である。
自身が今までの展示案内で使用したDM洋紙を裁断し、絵の具と混ぜた後、強く壁や床に打ち付けて描く。打ち付ける力の加減や、粘度の違いにより画面を構成する。
(以前、制作中に無性に苛立った際、紙の原料を地面に打ち付けてしまった。
原料に対する申し訳なさと、お皿を割ったような快感が忘れられなかった。
その感覚を作品に落とし込めないかと感じました。)
・下記URLより制作やアーティストとしてのインタビューに答えさせて頂いております。
・下記URLよりアート制作についての一部をご覧いただけます。
絵を描くトレーニング、感覚を視覚化するトレーニングとして毎日行っている
DrawingをInstagramにてアーカイブ化し始めました。
こんなフィルターを通して世界を見て、そしてこれからも、
たゆまずその感覚をいっぱいにしていきたいと思います。
・Drawing URL / https://www.instagram.com/sakuho_drawing/?hl=ja
・また、アーティストアカウントもございます。ぜひご覧いただけますと幸いです。
伊藤咲穂 Artist URL / https://www.instagram.com/sakuho_art_activities/?hl=ja
藝術家
Artist / 芸術家 / 錆和紙作家
伊藤咲穂(1989年島根県生まれ)は、山梨を拠点に活動するアーティスト。和紙による大規模な絵画制作や神社への奉納を通じて、自然と人との関わり、そして“礼拝としての芸術”の本質を探求している。
武蔵野美術大学でテキスタイルを学び、島根の石州和紙工房で修行し、“錆和紙”を発明。その後、金属・土・砂鉄・岩絵具・水干絵具を和紙に漉き込む独自の技法を確立。近年には日本画の伝統的な色彩や思想に着想を得て、独自の抽象絵画として展開している。
彼女の作品の根底には、“梵我一如”に通じる古神道的世界観——すなわち、人は自然と分かちがたく結ばれ、その恵みの上に生きているという思想がある。彼女にとって、その“人と自然を結ぶ象徴の姿”が神社である。
その土地の自然から素材を“お借りして”作品を制作し、芸術という人間的行為を通じて、その地の神=自然へと“お返しする”。この循環的行為は、自然の完全性と人間の意識的行為とのあいだに生まれる“礼拝のかたち”であり、創造とは、自然への感謝を人間の手で可視化する営みだと捉えている。
彼女にとって“水”は、生命を育み、風土を形成してきた貴重なものであり、感謝や畏れが信仰心と結びついた象徴的存在である。
伊藤は、そうした人と水との関係性を受け継ぎ、絵画の制作においても、水を単なる素材ではなく、和紙や岩絵具と並ぶ重要なマテリアルとして扱っている。制作の最終工程では、“落水”と呼ばれる和紙の伝統技法を用い、水を作品の上に撒くことで、風土と身体の交感を痕跡として刻む。
伊藤の活動は、神道美術における“見えないもの”を描こうとする精神の現代的継承である。神道では、神は姿を持たず、影や自然の現象を通じて顕れるとされる。伊藤はこの思想を抽象絵画として再解釈し、西洋美術における抽象表現主義と対話させながら、日本的霊性を現代の造形言語へと昇華させている。
人間は自然の一部でありながら、自然を敬い、感謝し、返礼し得る存在である。その意識の循環を芸術という形に結晶させること。それが、伊藤咲穂の芸術であり、神道の精神と現代美術の接点である。
2023年に出雲大社へ《命の礼拝》を奉納。2024年にはホテルJANU TOKYOに《青の礼拝》シリーズが常設展示されるなど、国内外で活動の幅を広げている。

































私が普段制作する中で使用する材料は和紙であることもありますが、「紙」そのものを扱うこともあります。それは印字された印刷物であったり、本、新聞などです。人と紙との関わりは一体何か、デジタルに置き換えられる中で「紙の価値」とはどこにあるか?人がイマジネーションを最初に投影する紙の行くへを探ります。支援して頂いた資金は和紙を広めるための参加型の活動や、作品の材料費、展示に関わる費用に使わせていただき、アーティストととしての仕事に尽くしたいと思います。どうぞサポートのほどよろしくお願いいたします