絵筆で照らす−3

製作年份: 2019

材料或技法: 帆布, 油畫

尺寸: 116.7×116.7cm

版本: 獨特

簽名:沒有設定

絵筆で照らす−3

關於作品

製作年份
2019
材料或技法
帆布, 油畫
尺寸
116.7×116.7cm
版本
獨特
簽名
沒有設定
畫框
不包含
作品證書
沒有設定
類別
繪畫
風格
抽象的

作品詳情

「絵筆で照らす−3」

116.7×116.7cm/ Oil on canvas / 2018年

この作品は、雪舟の慧可断臂図に影響を受けて制作したものです。達磨が座禅を組む洞窟とその奥の壁に、絵筆を松明のように掲げて持つ手を描きました。絵を描いているとき、キャンバスが大きな壁のように思える時があります。絵の具をキャンバスに付けたり取ったり、絵筆で線を引いて、重ねて消して、また線を引くという作業を繰り返していると、空間を切り裂いているような感覚になります。切り裂いて、また塗りつけ、穴を広げて、洞窟を掘り進めているように感じます。現実の社会にも大きな見えない壁があり、洞窟のような窮屈さがあります。日本人で油絵を描いていること。女性であること。女が30歳だからって一体なんなんだろうと思うのに、社会の言う常識に怯えてもいます。私にも壁があるように、すべての人にあらゆる見えない壁があります。私の絵が、どれかの壁に突き刺ささればいい。言葉で言えないことは、絵で描くしかない。過去を読み返し、イメージを選んで、絵の具と平面と格闘すること。私は暗い洞窟のその先を、絵筆に頼りながら、掘り進めて行こうと思います。人類最古の絵も洞窟の壁にありました。絵は人間にとって、生き抜くための一つの手段に違いないと思っています。このような私にとっての「洞窟、壁」が、慧可断臂図に重なり、この絵を描きました。慧可は参禅の決意として自分の左腕を差し出しましたが、私は腕なんて切りたくないので、絵筆をぐいっと差し出します。

藝術家

須永 有
✔︎

主に、油彩による絵画作品を制作しています。 経歴 1989年 群馬県生まれ 2014年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業 2017年 東京芸術大学美術研究科絵画専攻修士課程 修了 個展 2019年「絵筆で照らす」/ un petit GARAGE, 東京 2016年「あなたの顔は、よく見える」/ un petit GARAGE, 東京 2015年 「須永有個展」/ T-Art Gallery, 東京 2013年 「PASSAGE」/ Bambinart Gallery, 東京 グループ展 2020年 3331 ART FAIR 2020 /3331 Arts Chiyoda, 東京 2019年 KODAI vol.1 /CAPSULE, 東京,三宿 群馬青年ビエンナーレ2019 /群馬県立近代美術館, 群馬 2017年​ ​ 本と美術の展覧会vol.1 絵と言葉のまじわりが物語のはじまり     「長嶋有と福永信のキュレーションvol.1 大★須永有展 美と微と bi☆toの原寸大」 /太田市美術館図書館, 群馬 2016年 公益財団法人現代芸術振興財団 名和晃平セレクションCAF賞選抜展 / HOTEL ANTEROOM, 京都 2010年 「現役美大生の現代美術展 Produced by X氏」/ Kaikai Kiki Gallery、Hidari Zingaro, 東京 賞歴 ​群馬青年ビエンナーレ2019 入選 TERRADA ART AWARD 2014 最優秀賞 CAF ART AWARD 2014 審査員特別賞

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この作品は、雪舟の慧可断臂図に影響を受けて制作したものです。
達磨が座禅を組む洞窟とその奥の壁に、絵筆を松明のように掲げて持つ手を描きました。
希望の見えない社会情勢、不安な日々を絵を描くことで切り開いていかなければと思い、描いた作品です。アートは人間が生きる上で必要なものだと思います。ご支援よろしくお願いいたします。

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最後更新日期
2020.05.14