無題
制作年: 2025
素材・技法: アクリル, キャンバス, 墨
サイズ: 22.7 × 15.8 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2025
- 素材・技法
- アクリル, キャンバス, 墨
- サイズ
- 22.7 × 15.8 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 中上清
- 発送元地域
- 未設定
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 抽象, デジタル, エネルギッシュ, 哲学・ヴァニタス
Work Details
作品のコンセプト・制作意図
技法と表現のプロセス
中上清の作品は、一般的な絵画に見られるような筆跡を排し、独自の技法によって生み出されます。キャンバスの上にアクリル絵具や金泥などの物質を流動させ、重力や絵具自体の表面張力、そして自然な乾燥のプロセスに委ねることで、作為を超えたテクスチャーが立ち現れます。
漆黒の闇から湧き上がるような黄金の光、そして微細な絵具の縮れや集積は、自然の理(ことわり)そのものを写し取ったかのようです。光そのものが物質化し、同時に物質が精神的な光へと昇華していくような、神秘的な視覚体験を提示しています。
展示風景
動画
この作品で表現したかったこと
極小の宇宙と普遍の光
本作はサムホール(SM)という非常に小さな画面でありながら、そこには計り知れない深淵なる宇宙が内包されています。表現したかったのは、マクロとミクロが表裏一体となった、自然界の圧倒的なエネルギーと普遍的な光の美しさです。
作為的なストロークを徹底して排除し、絵具の物質性と自然のダイナミズムを媒介することによって立ち現れる中上の世界は、観る者を圧倒的な静謐さで包み込みます。小さな画面だからこそ、観る者と作品が1対1で深く対話できるような、親密で精神的な空間の創出を目指しました。
制作手法や使用している道具
画家の作為を排した流動のプロセス
表現の道具として、絵筆はほとんど使用されません。キャンバスに支持体を水平に置き、アクリル絵具や金泥などの物質を流動させ、重力、絵具の表面張力、そして自然な乾燥のプロセスに委ねることで画面が構成されます。
緻密な温度・湿度管理のもと、絵具自体の収縮や沈殿が引き起こす「絵具の縮れ」や「独自の集積」といった微細なテクスチャーが創出されます。作為的なストロークを徹底して排除し、物質が本来持つ自然の理(ことわり)とダイナミズムそのものを主たる制作方法としています。
制作にかかった時間
自然の流動と乾燥が織りなす歳月
本作の制作は、緻密にコントロールされた温度と湿度の環境下で、絵具の物質的な流動が完全に静止し、自然に乾燥するまでの長いプロセスを経て完了します。
筆を使わず、重力や表面張力、そして絵具自体の収縮や沈殿にすべてを委ねるため、画面が仕上がるまでには画家がじっと推移を見守る静謐な時間が積み重ねられています。一瞬の流動の美しさと、それが物質として定着していくための豊かな時間の経過が、この小さな画面に凝縮されています。
制作場所(アトリエ)について
千葉県大多喜町
無題
風景画的抽象画
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Artist
画家
闇から生まれる「光の詩学」― 世界が注目する孤高の画家】 1949年静岡県生まれ。筆を一切使わず、重力と絵具の自然な流動によって「光」を描き出す独自の技法を確立。その作品は、深い闇の中から哲学的な金色の光が立ち上がるような、崇高な精神性を湛えています。日本の美術館が収蔵。世界中のコレクターから「現代の錬金術」と称賛される、日本を代表する抽象画家の一人です。2025年にはメキシコにてラテンアメリカ初の大規模個展を開催し、その評価をさらに揺るぎないものにしています。 中上 清 | 個展全記録 (Kiyoshi Nakagami: Solo Exhibitions) 1970年代 • 1971年: 「12の平面より」富士見町アトリエ(横浜) • 1973年: 常盤画廊(東京) • 1973年: 田村画廊(東京) • 1975年: 「平面の平面としての成立と平面と枠(形態)との関係について」神奈川県民ホールギャラリー(横浜) • 1977年: 現代美術製作所(東京) • 1978年: 「中上清クラシック」銀座シネマ(東京) 1980年代 • 1981年: Peter Daniel Miller (Kamakura Gallery)(東京) • 1982年: ギャラリー玉屋(東京) • 1983年: ギャラリー玉屋別館(東京) • 1985年: ギャラリー・ルナン(東京) • 1986年: Peter Daniel Miller (Kamakura Gallery)(東京) • 1989年: ヒノギャラリー(東京) 1990年代 • 1991年: ヒノギャラリー(東京) • 1992年: ヒノギャラリー(東京) • 1993年: ギャラリー玉屋(東京) • 1993年: ヒノギャラリー(東京) • 1994年: ヒノギャラリー(東京) • 1996年: ヒノギャラリー(東京) • 1997年: ヒノギャラリー(東京) • 1998年: ヒノギャラリー(東京) • 1999年: 「Various Eyes 191 中上清展」川崎市市民文化ギャラリー(神奈川) 2000年代 • 2000年: ヒノギャラリー(東京) • 2001年: ヒノギャラリー(東京) • 2002年: ヒノギャラリー(東京) • 2002年: 「Peintures récentes」Galerie Richard(パリ、フランス) • 2005年: 「Peintures de lumière」Galerie Richard(パリ、フランス) • 2005年: ヒノギャラリー(東京) • 2007年: ヒノギャラリー(東京) • 2007年: Peter Daniel Miller (Macmillan Art)(武蔵野、東京) • 2008年: 「中上清展:絵画からの光」神奈川県立近代美術館 鎌倉(神奈川) • 2008年: Galerie Richard(パリ、フランス) • 2008年: ヒノギャラリー(東京) 2010年代 • 2010年: ヒノギャラリー(東京) • 2011年: Galerie Richard(パリ、フランス) • 2012年: 「Epiphany」Galerie Richard(ニューヨーク、アメリカ) • 2012年: ヒノギャラリー(東京) • 2014年: 「Recent Paintings」Galerie Richard(パリ、フランス) • 2014年: 「Square Paintings」Galerie Richard(ニューヨーク、アメリカ) • 2014年: カスヤの森現代美術館(横須賀、神奈川) • 2014年: ヒノギャラリー(東京) • 2015年: 「Epiphany II」Galerie Richard(ニューヨーク、アメリカ) • 2015年: ガレリアフィナルテ(名古屋) • 2015年: 田口美術(岐阜) • 2015年: ヒノギャラリー(東京) • 2017年: ガレリアフィナルテ(名古屋) • 2018年: 「Light from Afar」LewAllen Galleries(サンタフェ、アメリカ) • 2018年: 「Theophany」Galerie Richard(ニューヨーク、アメリカ) • 2019年: 「Theophany―顕現」ヒノギャラリー(東京) 2020年代 • 2020年: ガレリアフィナルテ(名古屋) • 2021年: 「内発―顕現」アート玄羅(金沢、石川) • 2021年: 「Peintures 2018-2021」Galerie Richard(パリ、フランス) • 2025年: 「POETICS OF SHADOW」GE Galería / colector.gallery(モンテレイ、メキシコ)
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