朽ちた木を漆で癒す
制作年: 2021
素材・技法: 漆, 木, ガラス
サイズ: 6 × 41 × 17 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定





About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- 漆, 木, ガラス
- サイズ
- 6 × 41 × 17 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
- スタイル
- コンセプチュアル, 静物
Work Details
散歩をしているとき、朽ちた木を見つけました。元々は立派に大地に根を張り、枝を伸ばし、たくさんの葉が茂っていたでろう木。
今は、その多くが朽ち、部分的に小さく残っているだけでした。
僕が普段扱っている漆は、漆の木に傷がついたときに、その傷を癒すために滲み出る樹液です。
つまり、漆には癒しの力が備わっています。
なので、かつてあったであろう木の朽ちた部分を、漆だけで復元しようと考えました。
生き生きと流れていたであろう樹液を、緑と無色のガラスで表現しました。
漆の部分は、木や布などの芯材を使わず、漆のみで形成しています。 漆の厚みを増すために少なくとも25回以上漆を塗り重ねています。
漆の中に、ガラス破片を埋め込みました。
Artist
漆作家
ひとり一人の日常が、豊かな時につつまれますように。
日本古来から私たちの生活を支え、豊かにしてきた漆。見る人を圧倒するような、凛とした美しさがあります。吸い込まれるような黒艶やかな輝きは、漆独特のものです。
一方で、漆には自然のやさしさがあります。しっとりとした質感は、ふれた人の心をやさしく包んでくれます。
時を越えて愛されてきた、漆の美しさとやさしさ。その両方を感じていただけるように。まだ誰も知らない、漆の新たな魅力を見つけることができるように。
まいにち、漆と向き合っています。



今後の漆製作の活動費に充てさせていただきます。
ご支援、よろしくお願いします。