調和/ Concorde
制作年: 2024
素材・技法: ミクストメディア, アクリル, ジェッソ, 顔料, 樹脂, モデリングペースト, パネル, 墨, 岩絵具, 箔, 粉末・パウダー, その他
サイズ: 45.5 × 53 × 2.5 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- ミクストメディア, アクリル, ジェッソ, 顔料, 樹脂, モデリングペースト, パネル, 墨, 岩絵具, 箔, 粉末・パウダー, その他
- サイズ
- 45.5 × 53 × 2.5 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- クレジット
- 2024年10月に開催された奉納祭「中庸祭」にて奉納された作品です。
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- カテゴリー
- ミクストメディア
- スタイル
- 抽象, コンセプチュアル, アジア, 哲学・ヴァニタス, その他
Work Details
作品のコンセプト・制作意図
東福門院の人生を伺い、両極に挟まれながらも中庸的に立ち振る舞ったことで平和に物事を進めた様子を描く。葵の花をアクリル絵具、菊の花を合成樹脂を用いて抽象的に表現した。琳派の特長である箔を使用。しかし、金箔は自身のイメージとは少し離れていたので、錫箔。貼り方もあえて琳派風ではなく、陰影が表現されている大箔散らしを選択した。東洋の技法と西洋の技法が融合した、調和を意図する一枚が完成した。
展示風景
Exhibition Information
- 過去の展示
- 神事×芸術 中庸祭2024.10.12 - 10.12
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Artist
現代美術家
私の制作は、あらゆる事象をグラデーションとして捉え、そのなかに生まれる均衡のあり方を探る試みです。その基盤には、私が「三視覚原理※」と呼ぶ制作原理があります。
三視覚原理は、Black & White、Color、Maの三つによって構成されています。Black & Whiteは明確な両極を、Colorは両者のあいだに生じる移行の可能性を、Maは異なるものが共存するための空間を示します。この原理を通して、対立する要素が互いを打ち消すことなく存在する状態を可視化します。
制作では、アクリル絵具、油絵具、墨、樹脂、岩絵具、土、金属、木、蝋、箔、ガラス、粘土、苔など、性質の異なる素材を用い、溶融、酸化、熱、乾燥、沈着などの作用を取り入れています。素材が変質し、反応し、干渉する過程を観察し、その性質と時間の痕跡を作品に残していきます。
そこで生まれるものは、単なる形や質感の変化ではありません。異なる性質が分離されることなく影響し合い、《ものともののあいだ》に「あわい」が立ち現れます。それは単なる中間や隙間ではなく、異なるものが互いの性質を失うことなく共存する領域です。
その「あわい」に現れる均衡とは、異なる要素がどちらか一方に傾ききることなく、一時的に共存している状態です。それは静止した安定ではなく、変化や緊張、揺らぎを含みながら成立する動的な均衡です。
私にとって創作とは、自己の意志を一方的に投影したり、素材を意図どおりに制御したりすることではありません。素材と現象の関係を観察し、設定した枠組みから逸れていくその振る舞いを排除せずに受け入れ、ひとつの状態として定着させていく行為です。
作品に生まれるズレや余白は、世界を完全には捉えきれない人間の不完全さを示すと同時に、それでもなお関係を探ろうとする営みを映し出します。
作品とは、万物を連続体として捉える視点から、そのなかに現れる「あわい」と、そこに一時的に成立した動的な均衡の断片をかたちとして留めたものです。
※三視覚原理:Black & White、Color、Ma の三つからなる制作原理。詳しくはPDFをご覧ください。

































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