self port
制作年: 2021
素材・技法: 油彩, キャンバス
サイズ: 41 × 31.9 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり





About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- 油彩, キャンバス
- サイズ
- 41 × 31.9 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- 小津 航
- 発送元地域
- 未設定
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 静物
Work Details
展示テーマ「葛藤、思考」 アニメ第5話より
〈self port〉
卒業した美術大学には、卒展の際に自画像一点を展示し収蔵する奇妙な伝統がある。出来上がった自画像が展示されていることが小っ恥ずかしく、二度と人様の目に出てこないように願いを込めてハサミで切って収蔵しといた。単純に自分の整っていない顔をちょっと良くしようと筆を入れたことへの恥ずかしさと、大して良くならなかった技量への恥ずかしさもある。絵を描くことは子供の時分から好きで自画像も描いていたがある日を境にパタリと描かなくなった。「自画像」と「人物画」は、私の姿を知らない他人から見れば区別つかないかもしれない。描いている私とはして、この二つには大きな隔たりがあり自画像には主観も客観視も出来ないもどかしさがある。自分の顔は鏡や画像といった間接的に眺める方法でしか認識できずホンモノではない。主観的な世界越しに幕に写る影を描いているような気分になる。または逆に、この世界は自分と自分以外の何かで出来上がっており、モチーフから独立しているからこそ客観視出来るのであって、自分をモチーフにする以上は把握することが出来ないような気になる。つらつら書き綴れてはいるが、要は好き好んで自分に向き合えるほど大人でもなく、自画像を描く自分が恥ずかしかっただけです。しかし、2019年ぐらいから年に一枚の自画像を描き続けようとコロッと心変わりした。毎年同じモチーフを描き続ければ自分の作品の変遷が見られる備忘録になるような気がしたのと、厚顔無恥になったのだと思う。展示にはまだ少し恥ずかしさがあるけど。
【ブルーピリオド × ArtSticker】によせて 2021
ブルーピリオド × ArtSticker
監修 ©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会
企画・運営 ArtSticker(株式会社 The Chain Museum)
企画協力 hotel koe tokyo
メディアパートナーズ Numero Tokyo、ONBEAT
会期 第2会期:2021年11月19日(金)〜2021年12月16日(木)
開館時間 11:00〜20:00
※ 新型コロナウイルスの影響により、変更となる場合がございます。
詳しくはhotel koe tokyoの公式Instagramをご確認ください。
場所 hotel koe tokyo 2F
住所 東京都渋谷区宇田川町3-7
観覧料 無料
Exhibition Information
- 過去の展示
- ブルーピリオド × ArtSticker2021.10.22 - 2022.01.14ブルーピリオド × ArtSticker:第2会期2021.11.19 - 12.16
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〈俺はピカソの絵の良さがわかんないから〉と、そんな一文でブルーピリオドの物語は始まる。
どんな一枚の絵を見て美術に興味が湧いたか覚えてないけれど、そのときの絵を描く喜びのような感情は今も持ち合わせている。
自分のテーマは「葛藤、思考」
結局のところ、いい絵が描けたと思っても「もっといい絵が描けそう」という感覚と、そうはいかない現実の狭間を足掻きながら描くことを続けている。
気がつけば、アトリエの中で白いキャンバスをイーゼルに乗せて筆を握ってまた描き始める。
絵を描き続けてきて〈ピカソの絵の良さ〉が少しわかったような気もすれば、〈こんなんどこがいいんじゃ〉という青い気持ちも、ちゃんとまだ持ち合わせている。