空の時計 / Blank Clocks
制作年: 2021
素材・技法: ミクストメディア
サイズ: φ680×800×1690mm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定






About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- ミクストメディア
- サイズ
- φ680×800×1690mm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- ミクストメディア
- スタイル
- 社会・政治・歴史
Work Details
現代、世界標準の時計は西洋の直線的な時間の捉え方に由来する。時計の針の位置で時刻を正確に伝え、科学技術の進歩で300億年に1秒の誤差しか生まないという。しかし地球規模での人/国間の距離=時間が短縮化された現代においてCOVID-19は拡大し、それは皮肉にも世界の時間を止めてしまった。本作品は、針による正確な現在地点の連続ではなく、針の軌道を経過する風景と重ね合わせながら、螺旋を描き続ける時計だ。東洋の均一化されてない時間感覚をもとに、流動的な今の残光を切り取りながら、円環へと時間概念の再定義を試みる。3台の時計それぞれの視点から採集された景色は、それぞれの時間差で放射状に分割され、それらが「今」を追いかけ続けることで繰り返し回転している。私たち一人ひとりが捉える時の尺度が異なるように、過去と現在とを織り交ぜながら変異する「今」を可視化させるこの装置は、私たち人類そのものを模している。人間が動き出すことで、時間が動き出す。本作品は、将来的に世界各国に設置し、遠隔で採集/表示映像を連結させることで、新しい時間概念を持つ世界時計の完成を構想としている。それぞれの時間差の残光のなかに瞬間的な今の接点を生み出す時計は、私たちの捉える世界の時間的空間的認識を拡張させることだろう。
Exhibition Information
- 過去の展示
- MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館2021.10.09 - 11.28<吉野> MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館2021.10.09 - 11.28
Artist
映像デザイナー
1984年生まれ。2008年武蔵野美術大学基礎デザイン学科在学中に株式会社TYMOTEを設立。2013年にクリエイティブアソシエーションCEKAIを設立。 動的なデザインを軸に、モーショングラフィックスから実写映像監督、また、チームビルディング型のクリエイティブディレクションを得意とする。2020年にはオリンピック・パラリンピック大会史上初となる「東京2020 動くスポーツピクトグラム」の制作を担当。開会式典ではVideo Directorとして参画し、同大会のドローン演出3Dアニメーションも制作している。 主な受賞歴に2014東京TDC賞、D&AD2015yellow pencil、NY ADC賞2015goldなど。
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