制作年: 2019

素材・技法: アクリル

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

1 スティッカー & 1 コメント
雨

About the Work

制作年
2019
素材・技法
アクリル
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
クレジット
壁画制作・映像制作 : AITO KITAZAKI 壁画スペース提供 : lente 企画協力 : FEDDER
額装
なし
作品証明書
未設定
カテゴリー
絵画
スタイル
ストリートアート
ハッシュタグ

Work Details

題名「雨」

日本語には「雨」を表す言葉が400種類以上存在すると言われている。

しかし現代の日本人でそれらすべてを理解し、使いこなしている人はほとんど存在しないだろう。

世界の人々が評価をする日本文化とは僕ら日本人のことではなく、独特な日本文化を育て上げた「日本語」のことである。

ー壁画制作までの経緯ー

2019年、僕がヨーロッパで壁画を残す旅を続けている時SNSを通してルーマニア、ブカレストで活動している「FEEDER」というキュレーションメディアを運営している人と繋がりました。彼らはブカレストという街をアート、ミュージック、ファッションなどのカルチャーを使いより魅力的な街にリノベーションする事を目的として活動していました。その活動の中でも実際に街にアートを描くストリートアートの存在を重要視していて、僕の存在にも興味を持ってもらえました。早速ブカレストに向かって彼らと初対面し、街を案内してもらいながら彼らと共に壁画を描ける場所を探して回りました。そんな中で「lente」というブカレストにあるレストランと巡り合いそこでこの壁画を残すに至りました。

当初からこの「雨」という作品を描きたいと思っていましたが、この作品のテーマに通ずる出来事が起こりました。それはルーマニアの人たちがとても日本文化に興味を持っているという事です。自分個人としては全く縁のなかったルーマニアという国ですが、彼らは以前から日本語を学び日本文化に触れていたのです。「lente」のオーナーであるアンカという女性も日本語を話せる方でとても驚きました。

そこでこの作品がこの場所に描かれる運命であった事を感じました。

ー壁画作品「雨」の解説ー

失われつつある日本語という日本文化をテーマにした作品です。日本語が一つの対象物に様々な表現を与える事

それこそが日本人の根底にある美意識の現れだと思います。

言葉を操る事がより人間的であるならば雨粒一つにこれだけの名前を与えることのできる日本語の存在は、人をより人間的、情緒的に変える力がありとても美しい存在だと僕は思います。

日本語を使わない人々に対してもそうですが、日本語を使う人々に対してもこれだけ知らない雨の名に気付く事で、自分たちが日本人として自覚していることは肌の色や住んでいる場所などではなく「日本語」という存在が心に宿っているおかげであると再認識してもらえれば幸いです。

ー作品の世界観についてー

今現在「Kokorozashi」という一つの漫画の様な世界観を創り上げ、

その中に存在するキャラクターを用いて作品を制作している。

その世界観を簡潔に説明すると、

人間全てにはココロの世界が存在する。

そして人間が持つ全ての感情にはそれぞれに人格が存在する。

その感情の人格達はココロの世界から常に僕ら現実の世界で生きる人間達と

コンタクトを取り続け繋がろうとしている。

その様な空想世界から生まれたのが「Kokorozashi」という世界観です。

この「Kokorozashi」には現在5つの感情からなる5人のキャラクターが存在します。

そして今回の壁画作品を表現する為に

そのキャラクターの中から「イツク」という人物を選びました。

彼は人間の愛、又は美意識という感情から生まれたキャラクターです。

今回の「雨」という作品のテーマを表現する上で彼女を描く事で日本語が持つ美意識を表現する必要がありました。

YouTubeチャンネルにて2019年から配信している「世界一のストリートアーティストへの道」

その旅はロサンゼルス→ヨーロッパ数カ国を経て今現在日本を舞台に現在進行形で活動中。

その挑戦の様子を配信し続けるドキュメンタリー内で今回の壁画作品「雨」がルーマニア、ブカレスト でなぜ描かれる事になったのかそのスタートから完成までを前編、中編、後編の3本の動画で全て知る事ができますので是非ご視聴ください。そして動画が気に入っていただけたら是非チャンネル登録もお願いいたします!

Exhibition Information

展示場所
Lente Dionisie Lupu
常設展

Artist

AITO KITAZAKI
✔︎

AITO KITAZAKI

ストリートアーティスト

1989年神奈川県生まれ。
日本の社会の息苦しさに違和感を覚え、アートを通して日本を変えたいと決意し、2012年にストリートアートの本場、ロンドンへ渡英。
独学でストリートアートを学んだ末、渡英後2年で現地ギャラリーにて初のソロショーを開催し、一部のアート関係者から”Japanese Banksy”と評される。
その後拠点をドイツへと移し、ヨーロッパ各地に壁画を残しながら、グループショーやソロショーへ参加。
2021年8月には、札幌証券取引所へと飾られる自身初となる10m規模の屏風を作成。その模様が日経新聞に掲載された。
現在、日本・ヨーロッパの2拠点で壁画製作をメインに活動中。

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Comments & Stickers

Hot Comments

Yutaka

Yutaka
Blue Stickerを送りました。

almost 5 years ago

静かな雨に“赤”が映えて。 日本の美しさってあるなぁ。

最終更新日
2021.09.27