Neo Primitive Life - Aquatic #3

制作年: 2020

素材・技法: その他

サイズ: 50 × 37.6 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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Neo Primitive Life - Aquatic #3

About the Work

制作年
2020
素材・技法
その他
サイズ
50 × 37.6 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
クレジット
©️ Eriko Kaniwa / SENSEGRAPHIA FINE ART
額装
なし
作品証明書
未設定
カテゴリー
写真
スタイル
半抽象

Work Details

新たな原始生命のイメージ

地球上の全生物を対象にした進化系統樹というものがあるという。

いまだに生命の起源は不明ではあるところ、原始生命以前の最終共通祖先、LUCA ( Last universal common ancestor ) にたどり着くことが示唆されている。

私たちは現在、コロナウイルスによって、新たな社会生活様式の構築を余儀なくされているが、ウイルスというのは、生物か、無生物か、あらためて生命の定義に波紋を広げている。細胞を形成しておらず、宿主の細胞活動がなければ生存できない、代謝も呼吸も排泄もしない「もの」を生物と呼べるのか?という議論である。しかしウイルスは繁殖する。となれば、自己複製能力を備えた「物質」ということになり、生物とも無生物ともいえない形質形態であるわけだが、いずれにせよウイルスは、私たち人類よりも遥かに長い地球時間を生き延びてきたことは間違いない。

古代の原始生命の姿を思い浮かべるとき、自分の身体の中に、目には見えずとも、脈々と継承されてきた細胞や細菌の姿、働きに思いが至る。それらは様々な生命体の進化過程を経て、遺伝子操作も可能になった現代のテクノロジー社会に生きる私たちの身体の中で、今この瞬間も休むことなく活動し続けている。人間の体内に生息する細菌は500種を越え、その数は100兆を越える。人間とは、ヒトの細胞と微生物とが高度に絡み合った集合的な超有機体であるということらしい。

実際の生命科学とはかけ離れているが、現代の遺伝子テクノロジー社会の自然を生き延びる原始生命が、水中生物やバクテリア的であるのか、植物的であるのか、私の想像の中でそれらは新たな姿形と知性を得て、真核生物に近い姿で活き活きと動き出すのである。

AL-TIBA9 ONLINE EXHIBITION "FUTURE IS TODAY" vol.2 出展作品

Edition set: 5 + 2 Aps

©️ Eriko Kaniwa SENSEGRAPHIA FINE ART All rights reserved

Artist

Eriko Kaniwa
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Eriko Kaniwa

Digital Artist

鹿庭江里子・SENSEGRAPHIA FINE ART 主宰。創作活動の傍ら、写真の可能性を感性教育に活用するプログラムの開発に着手し、国内大学院や外資系企業、シンクタンク系ビジネススクール等においてプログラムを提供。2019年 CACM "100 ARTISTS OF THE FUTURE" の一人に選出。IPA, PX3, FAPAほか、国際的なコンテストのグランプリを含めた受賞多数。Fotofever Paris他出展。VOGUE, GQ等にも作品が掲載され、海外を中心に活動展開中。京都芸術大学芸術修士・研究科長賞受賞。 Bio 東京都出身。 SENSEGRAPHIA FINE ART 主宰 Beyond sight: Aesthetic insight 大学を卒業後、東京キー局のテレビ番組企画制作時代を経て、独学で写真とデジタルコラージュの手法を学ぶ。 創作活動のほか、オルタナティブ教育、認知科学や深層心理学、アートコミュニケーションなどの領域に関心を深め、2013年持続可能な世界創出事業に取り組む実践家たちのフィロソフィーを可視化するWEBメディアプロジェクト”LUXUREARTH” を立ち上げ、すべての撮影、インタビュー、構成を行ない、大きな反響を得た。 
翌2014年 自然と人間のつながりをVisualityによって感得する事をコンセプトとするSENSEGRAPHIAを設立。写真の可能性を感性教育に活用するワークショッププログラムの開発に着手し、国内大学院や外資系企業、インターナショナルカンファレンス、シンクタンク系ビジネススクール等においてプログラムを提供、参加者からは90%以上のポジティブフィードバックを得た。 2016年からは、ロンドン、パリ、バルセロナ、ニューヨークなど、海外での展開を主に、精力的に制作活動に取り組む。 日本の自然信仰をテーマに、国内20箇所以上を巡り撮りためた作品を元に出版した写真集 "浄景- Symbols of Nature Worship, Sacred Places of Japan"は、International Photography Awards, Tokyo International Foto Awards においてBook部門の1位を獲得。掲載作品はND Photography Awards 2017のグランプリを受賞した。 2018年World Water Day Photo Contest 審査員、2019年 コンテンポラリーアートキュレーターマガジンにより<100 ARTIST OF THE FUTURE> の一人に選出。 2018年、2019年Fotofever Paris Collectors Apartmentに出展。OPENEYE, CREATIVPAPER, Al-Tiba9等、
数々のアート系海外メディアに作品とインタビューが紹介され、英国版VOGUE、GQ、WIREDなどのメジャー雑誌にも作品が掲載された。 最近では「Neo Primitive Life」シリーズ など、生物学的抽象と不可視の自然をテーマに作品制作に取り組んでいる。日本写真芸術学会会員。 Representation: Al-Tiba9 -What is SENSEGRAPHIA? 人間は日々瞬間「見る事」を通して感性を発動し「感じる」あるいは「観じる」ことをしています。 人間が宇宙や地球の一部であり、森羅万象に生かされている、そうしたことをビジュアルから感じとれるような、そんな作品制作を目指しています。 それが "SENSEGRAPHIA"のコンセプトの始まりでした。 日本古来の自然観とは、万物に大きな自然のエネルギーが宿り、それをやおろずの神として崇めながら敬意を払い、宇宙や大自然に包まれ謙虚に暮らすことをモットーとすることでした。しかし、とくに近代の世界はすべからくそうした伝統が破壊され効率と経済を第一義としてきたため、自然景観にも神聖さを見出せなくなり、それが原因となって私たち自身の身体を含めた環境破壊が進んでいると考えています。 日本には「自然信仰」という考え方があり、それは現代の地球にとって、見直してもいいコンセプトではないだろうか? 混沌の世界を生きる現代人にとって、宗教や教義に偏りすぎることなく本当に大切なことは何か。 人間は自然宇宙の一部である、それらをファインアートを通して考え、表現して行くことができればと考えています。

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最終更新日
2021.04.01