DETOXIFICATION
制作年: 2019, 2020, 2021, 2022, 2023
素材・技法: ミクストメディア
サイズ: 可変
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2019, 2020, 2021, 2022, 2023
- 素材・技法
- ミクストメディア
- サイズ
- 可変
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- ©️ Yoshiya Taguchi
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- インスタレーション
- スタイル
- コンセプチュアル
Work Details
DETOXIFICATION
2019, 2020, 2021, 2022, 2023 ~
Installation, Dimension variable
Mixed media
─────────────────────────
海に等しく私たちの身体は常に一定の塩分濃度を保とうとする
A human body maintains the level of its salinity concentration, just like the sea
─────────────────────────
|概要|
無数の浮玉が配置された空間。人々が回遊する過程で生じる作用により、その様相は刻々と変化する。体験者は行動指示が伴う浮玉を選りすぐり、空間外に持ち出すことができる。本作は「人との接触」および「情報/感情」の不均衡に警鐘を鳴らし、ひとつの解を実践する。
| 仕様 |
数千個に及ぶ浮玉 (ガラス製の漁具、レディメイド、アンティーク) が吊るされていたり、床に転がっている。会期中、浮玉の位置調整はせず、様相の変化そのものや空間に漂い続ける誰かの気配も作品の一部となる。体験者は好みの浮玉を選りすぐり、空間外へ持ち出すことができるが、キャプションには浮玉を持ち帰った後の行動指示 (誰かに渡す/水に浮かべる) が記載されている。
| 説明 |
海に等しく私たちの身体は常に一定の塩分濃度を保とうとする、という言葉から始まる本作。この塩分濃度とは即ち、人体の構成要素である約70%の水と約0.9%の塩分の割合を指す。濃度のバランスが傾くと健康に支障をきたすが、私たちの身体にはそれを一定に保つ調整システムが備わっている。
作家は人体のありかたと個人の連続で構築される社会を照らし合わせ、現代社会で生きる以上避けることのできない「人との接触」を水、「情報/感情」を塩と仮定した。人々はそれらのバランス調整にしばしば苦しんでいる。DX、パンデミック、人口問題など、これからの多様な変化によってバランスの崩壊はさらに加速するだろう。来たる変化に備え、歪を確認する勘と調整の術を身につけたい。
人体の持つ調整システムになぞらえた作品構造は、体験する個人のみならず、連綿と続いていくことによって社会全体の塩分濃度をも調整する。本作は2019年から2024年現在まで5カ所で発表されており、850個以上の浮玉が持ち帰られた。南極以外の全大陸で、国や人種、関係性を超え、人から人へ渡り続けている。
空間内に立ち入り浮玉を持ち出すことができる
浮玉は手から手へと渡り続ける特性をもつ
展示実績
2023 三宅酒造 (岡山)
2022 Karimoku Commons Tokyo (東京)
2021 住所非公開 (東京)
2020 LIBRIS KOBACO (福岡)
2019 旧青木衣料品店 (香川)
Artist
Artist
1992年 大分県臼杵市出身。インスタレーションアーティスト。"人であるが故に生じる関係性、あるいは共存性" を主題に制作活動を展開。文脈や場所性、概念を紡ぎ制作するため、マテリアルは問わず、鑑賞者をはじめとした人々の行動が介在することによって成る空間を構成する。
アーティスト情報を見る




これからの制作活動にご期待いただけるよう励んでまいります。ご支援いただけますと幸いです。