Waterside Sunset
制作年: 2024
素材・技法: 油彩, キャンバス
サイズ: 60 × 50.5 × 2 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- 油彩, キャンバス
- サイズ
- 60 × 50.5 × 2 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- 相談可
- 作品証明書
- なし
- 作品の販売元
- 栃原比比奈
- 発送元地域
- 神奈川県
- 発送までの日数
- 3週間ほど
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 半抽象, 日常
Work Details
作品のコンセプト・制作意図
「なにをどうしたいのか?」
絵を描こうとする前に考えるとしたら、私の場合はこの問いかけから始まる。これは絵に限らず、生きているといろんなシーンで出てくるが、気軽にも深刻にも感じる問いだ。
「なにを」を決めれば、それについて意識だけでなく無意識レベルでも囚われることになるし、「どうしたい」を探そうとすると、不意に無力感に襲われることすらある。
絵を描くということは、無力を武器に、思ったタイミングで「描く」ことだと思っている。
描かなければ何も始まらない。決断と行動の連続が絵の道筋を作っていく。
最初の一歩。最初に描こうとするイメージは、次の瞬間に私自身によって簡単に打ち砕かれるだろう。たいがいの事はあっけなく別の何かに変化していく。私はそれでいいと思っている。
決断に答えはない。こうしなくてはいけないという約束ごとは何もない。正しいことをしようとしてもいいが、正しくないかもしれないと懐疑的になる必要はない。
その時の絵の状態を見て、次の手を決断し行動する。自分のタイミングで決断と行動を繰り返すことによって、絵は変化する。ときには手が付けられないほど崩壊し、惨状に陥ることもある。しかし嫌でもなんでも、その道のりを経なければ、絵は私を予期せぬところへは導かない。
私の場合、その「予期せぬところ」とは、フラッシュバックのような、ある限定されたイメージだ。トリガーによって私の脳裏に刻まれたイメージが突然立ち現れるとき、絵は終わりを迎える。それは禅の瞑想やひらめきの瞬間に似ている。
「なにをどうしたいのか」は「なにをどう終わらせたいか」だ。「なに」は最初から最後まで同じ「なに」である必要はない。最終的に「なにをどうしたかったのか?」のひとつの形が見つかればいい。
私が絵の中で出来ることなんて限られている。めくるめく変化する絵のプロセスに動じることなく最善を尽くして対応し、終わりはここだと決める。それだけなんだと思っている。
Exhibition Information
- 過去の展示
- SHOWCASE by ArtSticker2025.01.28 - 02.15
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Artist
画家
1977年東京生まれ
2001年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
建築家の父と経営を共にしていた母の趣味で幼少期から頻繁に引っ越しを体験。小学生の頃から周囲と馴染むことが出来ず、父親の影響で絵を習い始めた。以来、絵の中に居場所を見出す。2浪して多摩美術大学で油絵を学んだのち経済的理由から就職。その後20年あまりは不遇の日々を送る。
30代後半は南国に魅せられ、沖縄や九州地方を放浪。燦燦と降り注ぐ太陽の日差し。空の広さ。木の陽気な姿や透き通った海などをモチーフに自分の絵について試行錯誤する時間を過ごした。
転機は2021年。禅の思想に触発され「人生をどのように生きるか」が「絵をどう描くか」に直結していることに気づく。
2001年に多摩美の油画を卒業後、継続して絵と向き合う中で「歯車がかみ合った」と感じたのは2022年9月のこと。吹き抜ける風や移ろう時間、記憶の断片を、素早く絵具に乗せて描く。
「速描」に活路を見出して描いた5枚の顔のオイルペインティングが契機となった。
手ごたえを感じて以来、日々新鮮な気持ちで絵と向き合っている。





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