すべては美しく繋がり還る
淺井裕介
About the Work
- 制作年
- 2014
- 素材・技法
- その他
- エディション
- 未設定
- サイン
- 未設定
- 額装
- 未設定
Work Details
全長150mの特徴的なアーケードが続く大町名店街に現れた地上絵。地域の子どもたちが「水と植物」の形に切り抜いた白線素材を、淺井が鹿やオオカミ、川や湖、蔦や花など、より大きな動植物の形で地面に定着させた。作品は「北アルプス国際芸術祭」の前身となる「信濃大町2014~食とアートの廻廊~」にて制作されたのち、地元の人々によって維持され、街の歴史と共に歩んでいる。
Exhibition Information
- 過去の展示
- 北アルプス国際芸術祭 2024 / 2024.09.13 - 11.04
Artist
淺井裕介
美術作家
- 所属ギャラリー
1981年東京都生まれ。同地在住。
淺井は、土、水、マスキングテープなど身近な素材を用い、あらゆる場所に奔放に絵を描き続ける。旅のチケットやコースターの裏に描かれた小さなドローイングから、室内を覆い尽くすような巨大壁画まで、作品を受け止める場所や環境にしなやかに呼応するように、その作品のスケールは様々だ。
尽きることなく生み出される、植物、動物、人間、また動植物と人間のハイブリッドを思わせる神話的なイメージなどの根源的なモチーフが画面に隙間なく配置され、大きな生き物の中に入れ子状に小さな動植物が現れるなど、ミクロの中にマクロが存在する生態系を表しているようだ。
淺井の作品は、主に、各地で採取した土と水で描く「泥絵」シリーズ、アスファルト道路に用いられる熱溶着式路面標示シートをバーナーで焼き付けて描く「白線」シリーズ、マスキングテープに耐水性マーカーで描く「マスキングプラント」シリーズの三つに分類され、アトリエでの個人の制作にとどまらず、屋外の大規模なプロジェクトでは、友人やボランティアなど第三者との共同作業を交えながら制作する。変化を受け入れながら成長を楽しむように作られていくその過程は、都市に不足し必要とされる「野生」を植え付けていくかのごとくダイナミックに展開される。
最終更新日2024.09.11


